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事故につながる体調不良
長距離運転には「適度な休憩」
夏休みに入ると、帰省やレジャーで長距離運転をする機会が増加します。
また、高速道路での事故やトラブルも増える時期です。
無理なスケジュールは疲れがたまり、操作ミスをしやすくなります。
事故につながらないよう、疲労がたまる前に適度な休憩をとりましょう。


運転で特に疲れるのは「目」
狭い車内で一定の姿勢をとるドライバーは、身体的な疲労を覚えます。左のグラフは運転中の疲労部位に関するアンケート結果です。
運転は同じ姿勢で、しかも前方に絶えず注意を払わなくてはいけないので、上半身に疲労が強く現れます。
なかでも、刻々と変化する交通状況を的確にとらえ、安全運転に必要な情報を、キャッチする役割をもつ「目」に一番の疲労を感じます。目が疲れてきたら、要注意です。
目がしょぼしょぼしたり、肩がこったり、異常を感じたら危険信号と受け止め、必ず休憩をとるようにしましょう。


疲れを感じる前に「ひと休み」
長時間運転では休憩の取り方次第で、疲労が充分回復しないことがあります。疲れないような運転をするためには、適当な休憩の取り方がポイントになります。
もっとも疲労感が少ない休憩の取り方は、前半に10分、昼食時に40分、後半10分といったように、平均的に休憩をとることです。前半は休憩をとらずに、疲れたら後半に休憩をとるような、偏った休憩の取り方では、疲労を充分に回復することができません。一番効果的な疲労対策は、それほど疲れを感じていなくても、疲れを感じる前に、コンスタントに休憩をとることです。
目安としては、長距離ドライブでは最初、長くとも2時間以内に休憩し、その後は1時間ごとに休憩をとります。ただし天候や体調によっては30分ごとに休むなど、適切にコントロールしましょう。





 

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